菊正宗の乳酸菌「米のしずく」の安全性ってどうなんでしょうか?
特に子供に飲ませる時には気になります。
どんなふうに作られているのでしょうか?
菊正宗の乳酸菌 350年の歴史と伝統
菊正宗は日本人なら誰もが一度は聞いたことがあるお酒ですよね。
それもそのはず菊正宗酒造は、
江戸時代から350年も続いている清酒メーカーなんです。
神戸の東灘区という水質のキレイなところにあります。
ということは、戦争も明治維新もあの阪神淡路大震災も乗り越えて、脈々と歴史を刻んできた伝統ある会社なわけです。
こんなに長く続いてきた理由の一つが品質へのこだわりです。
実は清酒造りでは、明治時代の後期に革命ともいうべき事件が起きました。
それは
「速醸もと」の発明です。
それまでの清酒製造は、天然の乳酸菌が生み出す乳酸によって有害な雑菌の繁殖を防ぐ
「生もと」という環境のもとでアルコール発酵が行われていました。
しかしこの方法では、経験と勘で作られていたため、雑菌を防ぐほどの乳酸が作られなかった場合腐敗してしまうという危険がありました。
ですから昔の清酒製造はかなりリスクの高かったんです。
「速醸もと」は市販の乳酸を添加して作る方法で、大量の乳酸ができるので腐敗のリスクを抑えることができます。
なので、「速醸もと」の発明以来、全国の清酒メーカーはこぞってこの方法を採用し、「生もと」で製造する酒蔵はほとんどなくなってしまいました。
ところが、菊正宗の当主は
「本当に上手い酒は生もと造りからしか生まれない」という信念の元に
現在まで生もと造りを継承しているんです。
だからこそ、菊正宗独自の機能性乳酸菌であるlk117が発見されたんですね。
菊正宗の乳酸菌と最先端の健康食品「米のしずく」
菊正宗では美味しいお酒を作ることができるこの「生もと造り」のメカニズムを研究する
「菊正宗酒造総合研究所」を1882年に設立しました。
常に科学的な視点で確かな品質を生み出すためです。
また品質管理も徹底していて、製造工場では製造管理と品質管理について厳しい規格を定めた
「健康食品GMP」の適合認定を取得しています。
さらに、米のしずくに含まれるlk117乳酸菌は江戸時代から受け継がれた酒蔵の乳酸菌の中から発見されたということもあり、
近畿経済産業局が実施した「地域資源活用型研究開発事業」の研究開発結果をもとに製品化されたものです。
菊正宗のlk117乳酸菌の作られた「米のしずく」は安全性を徹底的に追求した高いレベルでの品質基準をクリアした商品なので、子供にも安心して食べさせることができます。
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